2019年06月22日

世界は次の世代までに貧困を撲滅できるだけの資源と技術を持っているが….

 全世界の消費支出の86%は先進国に住む20%の人々によって消費されている。これに対し、世界で最も貧しい20%の人々は、全体のわずか1.3%しか消費していない。
 世界の資産家上位10人の富を合計すると60億ドルに達している。これは後発開発途上国全体の国民所得をすべて合計した額の2倍以上に相当するのだ。
 全世界の所得のわずか1%で貧困の撲滅が可能である。すべての人々が基本的な社会サービス(基礎教育、保健医療、栄養、飲料水、下水設備)を享受できるようにするためには、全世界の年間所得のうち0.5%程度を毎年投じれば十分なのである。
 最も貧しい20ヵ国の状況を改善させるには、ユーロディズニーの建設費に相当する5億ドルを投じれば十分なのだ。
 重債務国の債務削減には、それぞれ5億ドルから75億ドルが必要だが、これはステルス爆撃機1機の建造費にも満たない金額である。極度の貧困は絶対に根絶できるはずである。
 過去50年で、貧困状態にある人々が人口に占める割合は、それまでの500年間とは比べものにならないほど急速に低下した。1970年にはわずか48%だった途上国の成人識字率は、1998年には72%まで上昇した。所得面から見た貧困層は29%から24%に低減し、40歳未満の死亡率は20%からわずか14%まで低下した。
 飲料水を利用できる人口の割合は過去30年間で36%から70%近くへとほぼ倍増した。過去20年にわたり毎年行われた予防接種キャンペーンにより、約300万人の子供の命が救われた。1960年以来、途上国の乳児死亡率は半分以下に減少し、栄養不良児童の割合は30%以上低下した。1960年から1993年の間、途上国の平均寿命は30%以上もの伸びを記録した。現在では平均寿命が70歳を超える国は30を数えるまでになった。
 貧困はもはや避けられないことではないのだ。奴隷制度、植民地主義、そして核戦争と同様に、今こそ貧困を過去の歴史へと葬り去らなければならないのだ。
posted by GHQ/HOGO at 06:19| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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