2018年03月27日

生活保護へのバッシングはなぜ起きるのか? なぜ生活保護バッシングが起こるのか?

 「貧困は自己責任なのだから税金で生かすべきではない」
「生活保護受給者はつつましく、謙虚に地味に、目立たず生きるべきだ」
「税金で酒を飲んだりギャンブルをしたりするのは許せない」
「生活保護不正受給は断固阻止すべきだ。倹約している市民から見ると大問題だ」
 一生懸命働いて納めた自分の税金を、働かない(働けない)人に安易に浪費してほしくない、という気持は理解できなくはない。しかしなぜか、生活保護受給に至る社会的原因や背景には批判が向かわず、受給者個人の生活態度や振る舞いが批判されるのだ。
 生活保護受給者だけではない。2016年8月には、NHKニュースで貧困について語った女子高生がバッシングされ、炎上した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)には「貧困をたたいてるんじゃない、貧困のふりをしてることをたたいているんだ!」「映画や1000円ランチを楽しんでいるのに貧困。支援。ふざけるな」「NHKは捏造(ねつぞう)をやめろ」といった声があふれました。(16年8月31日掲載「「1000円ランチ」女子高生をたたく日本人の貧困観」)
 生活保護バッシングとはつまるところ、貧困バッシングである。本人の努力の欠如を指摘し、困窮した人が生活保護制度を利用することを嫌い、「本当にもらうべき人」と「もらうべきでない人」を厳しく分けようとする。バッシングをする心理の奥にはその人なりの貧困観があり、その基準に従ってしまう。社会保障給付費が増え続けることへの不安も背景にあるかもしれない。


posted by GHQ/HOGO at 06:53| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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