2017年11月27日

貧困層拡大の原因はどこにあるのか?

 日本では貧困層が拡大している。大学生の半分近くが卒業時に奨学金の返済という借金を背負うことになってしまっている。多くの年金受給者も、労働者の40%にも達している非正規労働者も低賃金で将来に大きな不安を抱えている。
 貧困層が拡大してきた原因は、多くの政治家や学者は経済成長が止まったことが原因だというが、それは本当だろうか。逆ではないのか。つまり貧困層が拡大するような政策がとられたことによって経済成長が止まったのではないか。
今日のアベノミクスという景気対策がとられているが、景気回復に最も重要な個人消費は伸びるどころか減少している。つまりお金があれば個人消費を拡大することになる貧困層にはお金は回っておらず、株価の上昇などで資産を多く持っている富裕層にお金が回り、税金などが増えなければ富裕層は今以上に消費するものはないので個人消費は伸びることなく、資産形成ばかりににお金を回すという悪循環が今の日本には起きてしまっているのだ。
 最近の政治運動の特徴は富裕層と貧困層対立ではなく、中流層や貧困層内部での対立をあおることで人気を得ているところにある。典型的なのがおおさか維新の元代表橋下氏であり、アメリカではトランプ氏だ。橋下氏は自治体職員の待遇が民間企業に比べて良いことや、生活保護水準が一部の低所得者より良いことなどを取り上げ、その間の対立をあおってきた。
 このため、富裕層の税負担を高くしたり、貧困層の負担を低くしたりする政策は一向に進んでいない。給付型奨学金の充実や保育士・介護士の待遇改善など、貧困層の拡大を防ぐ政策に力を入れる必要があるのではないか。
posted by GHQ/HOGO at 07:04| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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