2017年07月17日

富は「多国籍企業」の内部に蓄積されていく

  サラリーマンは今後、貧困者になる。そしてサラリーマンという仕事は貧困の象徴になる。サラリーマンでは、もう生きていけなくなる。グローバル化と技術革新がそれをとことん推し進めるからだ。 世界がグローバル化したというのは、低賃金で働くことができる人が雇われ、できない人が捨てられるという動きが定着したということである。
 グローバリズムが急激に世界に広まっていくと、企業は多国籍への道を辿った。なぜ多国籍するのかというと、企業は常にシビアな競争に晒されており、コスト削減を常に要求されているからだ。コスト削減といえば、最もコストの高い「人件費」は無視できない削減対象となる。だから、それは削減される。しかし、ただリストラするだけでは企業自体が縮小化していくので、リストラした分「もっと安い給料」で働く人を探し求める。それが海外移転での低賃金者雇用の動きになる。安ければ労働者の国籍など関係がない。これが企業を多国籍化させる大きな要因となった。
 そうやって日本人サラリーマンはリストラされていく。次に働くところは派遣くらいしかなくなってしまうわけである。そうやって日本人の賃金と労働環境は毎年のように悪化し続けていき、貧困の拡大が止められなくなっている。 今後もサラリーマンの使い捨ては続く。それは国際的な競争力をつけるためにコスト削減が企業に課された大きな使命になっているからである。そして、利益はサラリーマンという労働者には還元されない。還元したらコストになるからだ。利益は働いている人たちではなく、企業に投資した株主や経営者に還元される。
 それが現在の弱肉強食の資本主義のルールだ。かつて、「会社は働く人たちのもの」と馬鹿な勘違いをしている人たちも多かったが、もうそんな勘違いをしている人は消えた。会社は、株主のものなのである。 「働く人たち」は、今や単なるコストに過ぎない。
posted by GHQ/HOGO at 07:18| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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