2017年07月10日

広がる格差と貧困 

 過去最高の生活保護受給者、なくならない孤独死−経済的に苦しい人や、社会から孤立する「生活困窮者」の支援策が課題に挙がっている。生活保護のあり方も見直されるなか、依然として広がる格差と貧困の問題に、新政権はどのように対応していくのか。
 生活保護受給者は200万人を超え、過去最高を更新している。働くことができるのに職がなく、保護を受ける人も少なくない。
 また、年収200万円未満の給与所得者の割合が増加傾向にあるなど、働く貧困層の拡大が挙げられている。非正規で働く比率は年々、上昇傾向にあり、不安定雇用が貧困・格差拡大を生んでいる。若年層では、フリーター数が2009年から再び増加するなど、非正規比率や失業率が高いままだ。 
 離婚による1人親世帯も増加している。とくに、母子世帯は経済的に苦しい世帯が多く、平均年間就労収入は180万円ほどしかない。
 ホームレスの数は03年の25296人から年々減少し、12年には9576人になった。公園など路上での生活者は減少したものの、ホームレス状態の長期化や高齢化が問題になっている。また、若年者に多い、ネットカフェなど特定の住居を持たない住居喪失者は把握されていないという指摘もある。


posted by GHQ/HOGO at 07:17| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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