2017年02月18日

富裕層が炎上起こし貧困層が貧困層を叩く

 貧困に対するバッシングはどのような層が中心となって行われているのだろうか。ネットの炎上は、社会的弱者が中心となっている。しかし、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一助教が20歳以上の男女1万9,992人を対象におこなったアンケートで、炎上に加担しやすい人は個人年収や世帯年収が多い人や子供がいる人などであることがわかっている。
 社会的な地位のある人が炎上を起こすのには驚かされるが、仕事等で溜まったストレスをそこにぶつけているのかもしれない。また、努力が実って社会的に成功した人にとっては、運悪く貧困に陥ってしまった人が努力していないように見えることもあるかもしれない。一方、貧困に苦しんでいる人が、生活保護を受けている人を批判するという意見もある。
 岩波書店から出版されている『生活保護から考える(稲葉剛著)』本来生活保護を受けるべき人が、生活保護受給者を非難している不可解な構図の原因は、「嫉妬」にあるようだ。掲示板等で見かける「自分は働いているが生活保護以下の暮らしをしている。受給者は贅沢だ」という意見に象徴されるように、生活保護者受給者と自分を見比べて受給者のほうが楽に見えてしまい、バッシングを行ってしまうのだ。
 こうした人たちは、生活保護制度について学ぶことで、生活苦と理不尽なバッシングをしてしまう生活から抜け出せるかもしれない。ネット炎上は富裕層が、貧困層へのバッシングは貧困層が行っているということから、貧困に苦しむ女子高生が炎上した件には、多くの層が関わっているといえるのではないだろうか。
posted by GHQ/HOGO at 07:12| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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