2017年01月11日

増加する自殺者?

「貧困」とは何か。それはもはや経済的に困窮している状態だけを指すものではない。 警察庁の発表によると 2009 年の日本国内の自殺者数は 3 万 2845 人と 12 年連続 3 万人を 超えた。WHO が世界 103ヵ国から収集整理している自殺統計をもとに、人口 10 万人当たりの自殺率の国際比較ではベラルーシ、リトアニア、ロシア、カザフスタン、ハンガリーに次ぐ世界第 6 位であり、先進国のなかでは第 1 位となっている。日本より上位の国は 旧ソビエト連邦諸国や旧ソ衛星国の体制移行国であり、混乱期の社会変動による長引く経済不信が自殺の大きな要因であると考えられる。資本主義国として発展を続け、先進国と呼ばれて久しい日本とは国内環境が大きく異なる。
この自殺率の高さこそが日本における貧困」を象徴しているのでないのだろうか。いくら働いても苦しい生活から脱却できないワーキングプア、働きたくとも健康上の問題などから働けない人々、自殺に追い込まれるまでの過程には個人のさまざまな事情があることは言うまでもないことである。
しかし、日本には生活保護制度という最後のセーフティネットが存在している。だが実際に利用している人々はほんのわずかであり、利用したくとも窓口で門前払いされる人、周囲の目を気にして申請しない人があふれている。また「貧困ビジネス」と呼ばれる貴重な生活保護費を搾取する悪のビジネスも横行している。
政権がめまぐるしく交代していく混乱の中で、日々の食事もままならない生活を送る 人々が助けを求めている。どうすればそんな彼らが生きることに希望を見いだせる社会を 取り戻せるか。
posted by GHQ/HOGO at 07:38| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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