2016年10月05日

生活保護受給者数増加の主な2つの原因

@ 広がる経済格差
 経済活動の衰退、生活水準の悪化、経済苦による多重債務者の増加、経済苦によるホームレスの増加など、先進国とされる日本でさえも貧困層の問題は山積みである。
 その一方で、日本における1世帯あたりの貯蓄を見ていくと、中央値は約1,600万円なのである。一部の裕福な人たちが金額を引き上げている可能性もあるが、しっかりと将来に備えて貯金をしてきた世帯もある。
 日本には「お金のある人は資産を築き、お金を持たない人は資産を減らしていく」というように、格差が広がる現状がある。生活保護受給者数が年々増加しているのには、経済格差が理由の1つなのだ。
 A 高齢化社会
 生活保護受給者数の推移は、現在社会の問題を反映していると言える。最も大きな理由として、高齢化の進行があげられる。
 生活保護受給者の世帯別割合順位を見てみても、高齢者世帯が全体の47.5%を占めている。高齢化社会が続くかぎり、たとえ景気が上向いても年金支給額は増えず、高齢者の収入が増えることはない。
 年金に関しては、増額どころか減額されている現状がある。そうなってしまっては、生活保護を受ける高齢者が増えていくのは仕方ないと言える。
 1990年代から生活保護の受給水準はかなり厳しく制限され始めた。それは、日本の財政が圧迫され続けていたからだといわれる。しかし、受給水準が厳しくなっているのにもかかわらず、生活保護世帯は増加しているのだ。
 ここ10年、生活保護受給者は1度も減ることなく、連続して過去最高を更新している。これは、経済格差が広がっていることの表れでもある。
 生活保護は、私たちにとって最後のセーフティーネットである。高齢になり収入がない人・病気や障害で働けない人・子供が小さくて思うように働けない人―そんな人々が1日でも早く自分の力で生活していけるように手助けをする制度なのである。
 生活保護は弱者を救済する素晴らしい制度だが、思わぬ落とし穴もある。いったん受給してしまうと、何もかもにおいてどこか諦めムードになってしまうこともあるのだ。
 将来の希望に対してシャッターを閉ざしてしまうという欠点こそ、生活保護の落とし穴だと言える。 相当な向上心がない限り、生活保護受給後に普通の生活に戻ろうという気力がわいてこない。
 生活保護受給者が社会に復帰する意欲を持てるような環境作りをすることも必要なことなのだ。生活保護受給者数の右肩上がりがストップする日は、果たしてやって来るのか。
posted by GHQ/HOGO at 07:25| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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