2015年08月17日

生活保護受給者を見て、働いたら負け?

 生活保護受給者が働かずに暢気な毎日を送っていると思っている人は多いのかもしれないが、現実は受給者の大半が高齢者と傷病者で物理的に働けない人が多くを占めている。受給していてただ遊んでいるだけじゃないし、甘えでもいない。また、「働いたら負けか」については、働いたら負けと思うならば、働かなければ良いと思う。そして、生活保護を受けて生活してもいいと思う。働かない自由が保障されるべきと思っているので。だから、ベーシックインカムに賛成。生活保護を受けていないが、受けるべき人もいるわけだ。特に働いている人がそうだ。働いていて何らかの収入を得ている人はだいたい生活保護を受給していない。生活保護の捕捉率(受給資格のある人のうち、実際に受給している人の割合)が2割と言われているが、これがこんなに低い理由はここだろ。働いていても受給資格をギリギリ持っているが、受給していない人が多いのだと思う。生活保護は働いていても、生活保護基準以下の収入の人は需給できることを知っていながら、あえて受給していない人はその人の勝手だからそれでいい。
 ただ、その人は生活保護を叩くべきじゃないと思う。少なくとも羨ましいと思う心からバッシングが生まれるならば、じゃああなたも受給すればいいじゃないか。働きながらでも受給資格はある人が多いので、受給をすれば問題ない。その結果、まったく働かない人よりはトータルの収入は増えるので、働いたら負けという表現はいささか妥当性を欠く結果になると思う。働いたほうが収入が増えるならば、いちがい働いたら負けとも言えないはずだ。いや、働いたほうが得じゃないのと思う人もいるだろう。ベーシックインカムはまさにそうで、働けば働いた分、給料が増えるわけだから、働いたら負けという制度ではないわけである。ベーシックインカム議論に「働いたら負け」という言葉はほとんど出てこない。生活保護も実態としてはほぼ一緒だ。
posted by GHQ/HOGO at 08:22| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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