2019年09月28日

就労貧困(in-work poverty)の状況

 就労貧困層(いわゆるワーキング・プア)は18歳以上の就労人口の8%強で推移しており、テンポラリーあるいはパートタイム労働者、また低学歴層で比率が高い(例えば、テンポラリー労働者では12.9%、パーマネント労働者では5.1%)。テンポラリー労働者は、年齢・資格が同等のパーマネント労働者より賃金水準が14%低く、また1年後により安定した仕事を得る層は3分の1に留まる。
 また、就労年齢層の半数のみが就労している世帯に属する場合、貧困リスクが4倍(全員が働いている場合は5%、半数の場合は20%)となる。さらに、就労年齢層の就労割合が非常に低い世帯のうち、子供が居る世帯に属する場合は子供が居ない世帯の場合よりも貧困リスクが2倍高まる。こうしたケースについては、仕事と家庭の調和を可能とする柔軟な働き方の推進や、育児サービスの提供を通じた就労促進が有効と考えられる。
 ただし、就労貧困層の状況は加盟国によって大きく異なり、就労年齢層の就労割合よりも低賃金が貧困リスクを高めている場合もある。
posted by GHQ/HOGO at 07:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする