2019年04月21日

経済的に平等な世界は「平等な貧しさ」を生む?

 格差は悪だ、というのは「常識」であるが、本当に格差は悪いことなのか。格差がまったくない世界は、素晴らしい世界なのか。実は、そうでもないのかもしれない。
 「全社員の給料を同じにする」と社長に言われたら、社員はサボりだすはずだ。条件が同じだったらどうかなのだが…。真面目に働いてもサボっても、給料が同じだからだ。「どんなに稼いでも、全額税金で召し上げて、全員に平等に配分する」と政府にいわれたら、国民はサボるはずだ。それでは、皆がサボって生産量が減るので、「皆が平等に貧しい世界」になってしまうはずだ。
 かつてソ連や中国が共産主義に基づいて平等な国をつくろうとしたことがあったが、うまくいかなかった。実際には共産化に向かう政策など採られたことは1度もないのだが…。しかし、今の米国のように、超大金持ちが富を独占しているような、格差が大きすぎる世界も問題ではないか。また、頑張って豊かになろうと思っても、それができないようならば、格差も問題になってくる。
 今の日本でいえば、「能力も意欲もあるのに、貧しくて学校教育が十分に受けられないので、給料の高い仕事に就けない」子供が増えている。これは大問題なのだ。
 「格差はあるが、誰でも頑張れば金持ちになれるのだから、みんな頑張れ」と言えるような世界が理想なのですが、なかなか難しい。現状ではほとんど無理である。
posted by GHQ/HOGO at 06:37| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする