2019年01月09日

極端な話を言いすぎと言われるかもだが…

 極端な話を言いすぎと言われるかもしれないが、「ある程度以上の所得がある人が限定だよ」、とか、「虐待やDVなどがなかった場合だけだよ」などの基準はどこにあるのか。しかし、考えてみて欲しい。ある程度以上の所得とはどのくらいなのか。 月に100万円稼いでいる人が月に3万円援助するのは可能かもしれないが、では、30万円なら、20万円なら、という話なのである。 住宅ローンがあるとか、子供がいるとか、個別の事情も発生するわけで、なかなか一律の基準は作れない。目安は出せるかもしれないが、個別の判断になる。現状の「可能な範囲」というのはそういうことではないか。
 でもそうなると、扶養義務の履行は下がるわけで、扶養義務を強化する、履行率をあげるとなると、どうしても、個別の事情を鑑みない運用にしないと成果が出ないわけだ。また、DVや虐待はその限りではない、とも言われるかもしれない。これはもちろん、現行法の「可能な範囲」でも同じだ。しかし、このDVや虐待というのはなかなか判断が難しいものもある。身体的な暴力などの客観的に見えやすい暴力ではないものであった場合、それこそ、自治体等の判断が誤ってしまうこともある。
 ここも、扶養義務を強化する、履行率をあげるとなると、どうしても、DVや虐待等の事情に対して被害を訴える側にとって厳しい判断をする可能性がでてくる。そうしないと扶養義務の履行率をあげるという成果が出ないわけである。でも、もし加害家族に連絡して何か大きな問題起きてしまったらどうするのだろうか。
 毒親やDV夫に連絡されるのを恐れて、生活保護の申請をためらってしまう人がでてしまうかもしれない。それでは、本末転倒なのではないか。
posted by GHQ/HOGO at 06:10| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする