2018年08月24日

210万通りの貧困がある

 210万人以上が利用する生活保護制度。日本人の約60人に1人が使っている計算だ。単純に考えたら、いま該当する人たちがたくさんいる。210万通りの貧困のかたちが、たぶんあるはずだ。
 考えれば考えるほど、頭が痛くなってくる。1人ひとりの置かれている状況や歩んできた道のりは違う。1人として同じ人はいない。そんなの当たり前のことなのに、どうしても同じだと考えがちである。
 そして、どう見ても困った状態にある人でも、誰が見てもかわいそうな状況にある人であっても、次の瞬間には、自己責任としか言いようのない、眉をしかめたくなるような行動を起こすことがある。そういった瞬間は数多くある。ある程度は裏切られることも仕方のないことなのだ。それは当たり前のことなのである。彼らにかわいそうなふるまいを期待するのはたぶん、いつだって「こちら側」の問題なのである。
 「生活保護=こんな人」「貧困=こんな感じ」などという図式は成立しない。1人ひとりに向き合うしかないのである。そして、それと同時に、制度や政策、社会の仕組みについてはある程度、普遍化していく必要があるのだ。たとえば「○○な人が多いから××な政策を」というようにだ。
 相反するものをどうやってまとめていったらいいのか。そして、どのように貧困という目に見えない問題をとらえていけばいいのか.。考えてみる必要が、誰にでもある。
posted by GHQ/HOGO at 08:01| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする