2018年08月16日

貧困女子高生炎上事件

 貧困女子高生がネットで炎上したのを覚えている人は多いだろう。騒動の発端は、NHKが2016年8月18日夜に放送したニュース内での「子供の貧困」特集。両親が小学校5年の時に離婚し、アルバイトの母親と2人で暮らしているという高校3年生の女子生徒が実名で登場した。部屋にはエアコンはなく、暑い夏は首に保冷剤を撒いて凌いでいる。自分が貧困家庭だと分かったのは中学校のパソコンの授業で、自宅にパソコンがないため授業に付いて行けなかった。心配した母親が1000円ほどのキーボードだけを買ってくれて練習をした。絵を描くのが大好きで専門学校に進学したいが入学金の50万円が払えない。現在は就職するか職業技術校に行くか迷っている、という内容で、横浜市で学生たちが企画したイベントに登壇し、子供の貧困問題について訴える姿が放送された。このニュースは、ある貧困家庭の女子高生が経済的な理由で進学を諦めたとして紹介された。しかし、その後部屋にアニメグッズなどがあり「貧困ではない」とネット上で誹謗中傷を受けて、炎上した。ネット上では、NHKが『やらせ』『捏造』をしている、その他にも様々なデマが飛び交い、例えばエアコンが無いというのは嘘だとしてアパートに設置された室外機の写真が出回ったり、30万円のアップル製のパソコンを持っているとか、親族とされる人物が大量の札束を持っている写真がアップされたりした。
 実際はNHKが『やらせ』や『捏造』を行っておらず、クーラーがない事を含め、放送内容は事実に基づいたものだった。この企画ニュースは「食べるものもないというレベルの貧困でなくても、経済的困窮によって、高校生が希望する進路をあきらめざるをえない現実があるということを、当事者の女子高生自身が、神奈川県が主催するフォーラムで語った」ということを伝えたものだ。
 なぜ、こんなことが起きたのか。 それは貧困に対する理解ができていない人が多いからだ。
posted by GHQ/HOGO at 06:19| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする