そこには、「○○さんが現在生活保護を申請していますが、金銭的援助や、精神的援助は可能でしょうか」というような文面が書かれている。この手紙が親族に届いた時点で、あなたが保護の申請をしていることがばれることになる。自治体にもよるのだが、書面に、あなたへの扶養ができるかどうかや、現在の年収、家族構成、資産の状況を答える欄がある。必要事項を記入し、親族は役所に書面を返送す。返送された文面をケースワーカーが確認する。
ここで、「扶養ができない」という回答であればその時点で扶養調査はいったん終了する。一方、「扶養ができる」という回答であれば、あなたにその旨説明を行い、扶養義務者からの扶養を受けるように指導が入るといった流れである。