2017年04月19日

発達障害の人たちの特性

 発達障害には、自閉症スペクトラム、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)などがある(知的障害を含めて発達障害と呼ぶこともあるが、ここでは狭い意味で用いる)。いずれも生まれつきの脳の特性と考えられている。
 自閉症スペクトラムは、重い知的障害を伴う人から、知的能力の高い人(アスペルガー障害)まで広い幅がある。人と親しくなろうとしない、何かに強いこだわりを持つ、他人の気持や場の空気を読むのが苦手、あいまいな言葉によるコミュニケーションが苦手、といったことが特徴。
 ADHDは、不注意や忘れ物が多い、落ち着きがない、あきっぽくて集中できない、物を片づけられない、衝動的になることがある、といった特性がある。知的能力の高い人も少なくない。
 LDは、知的能力は低くないけれど、読む、書く、計算するなど特定の領域の学習が困難である。
 発達障害者支援法が05年度に施行されてから、発達障害と診断される子供、特別支援教育を受ける子供が増え続けている。増えた背景には、障害の社会的認知、制度の周知、親の意識の変化といった社会的要因があるが、ひょっとすると生物学的にも増えているかもしれない。
 発達障害は、程度によるが、知的障害を伴うなら療育手帳、そうでなければ精神障害者保健福祉手帳の交付対象になる。大人になってわかる発達障害も少なくない。ここまでは健常、ここからは障害とはっきり線引きできるものではなく、見過ごされているケースが多数ある。特性を発揮することで社会的に活躍する人たちがいる一方で、人間関係のトラブルが起きて職場に不適応になったり、うつなどの精神症状が出たりして、生活の困難につながることもある。
posted by GHQ/HOGO at 06:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする