2017年02月05日

雇用情勢の年齢格差は大きい

 統計データから見ると、高齢、年少、障害、傷病、産前産後、育児、家族の看病・介護といった阻害要因がなくて、就労していない生活保護の利用者は、全体の1割いるかどうかだと考えられる。その人たちは怠けているのだろうか。話はそんなに単純ではない。
 働いていない原因として、まず挙げられるのは失業。解雇、倒産、職場でのトラブル、病気などさまざまな理由で仕事を失った人が、すぐに次の仕事に就けるとは限らない。
 就職の大きな壁の1つは、年齢です。昔と違って年齢や性別の制限をつけた求人は原則禁止されており、年齢層別の有効求人倍率(求人総数/求職者総数)は出ないが、実際の労働市場では、ずいぶん差がある。厳しいのは45〜64歳の中高年、とりわけ男性である。
 かつて、大阪府の有効求人倍率が0.35と最悪だった時期に、55〜64歳の年齢層は0.06という極端な低さだった(1998年12月)。100人が仕事を求めているのに、6人分の求人しかなかったのだ。最近の雇用情勢は、非正規の求人が中心ながら好転しているが、全体の有効求人倍率だけを見て、誰でも簡単に仕事に就けるように考えると、実情を見誤ることになる。
 ハローワークや求人誌にバンバン求人が出ていても、中高年で特段の技術や資格のない人は面接してもらえない、たとえ面接にたどりついても不採用ばかり、ということがあるのだ。「あなたは必要ない」と言われ続けると、メンタルにこたえる。
posted by GHQ/HOGO at 08:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする