2016年11月02日

貧困家庭の年収で暮らす家族

 貧困家庭という言葉をそのまま受けとると貧しさから困っている家庭となるが、実は貧困には「相対的貧困」と「絶対的貧困」の2種類がある。
貧困の種類
・相対的貧困:世帯の平均収入の50%以下の家庭
・絶対的貧困:衣食住の確保が難しく普通に生活するのが困難で生死に関わる家庭
 ということは、餓えに苦しみ電気やガス水道に困っているだけが貧困ではないということだ。世界中の社会福祉や経済向上の推進活動を行っている国際機関、経済協力開発機構(OECD)では手取り所得からみる貧困家庭の定義を以下の通り定めている。
相対貧困率
・1人世帯年収:122万円以下
・2人世帯年収:173万円以下
・3人世帯年収:211万円以下
・4人世帯年収:244万円以下
 上記は子供を含めた家族の人数で考える。日本の国民生活基礎調査によると、4人世帯のちょうど真ん中の年収は448万円なので224万円前後が相対的貧困家庭となる。貧困家庭では1日の1人分の食費が300円未満の家庭が半数以上あり、主食副菜などを十分に与えられず子供の栄養不足がみられる家庭が8割以上にも及ぶといわれている。住んでいる地域の環境等によって多少前後するが、その地域のおおよその平均的な生活レベル(手取額)よりも著しく低い収入の家庭のことを指すようだ。
 持ち家があり子供を幼稚園に通わせ夫はスーツを着て毎朝出勤し…そんなどこにでもあるような家庭でも、実は周りからはわからない「見えない貧困家庭」である可能性がある。しかしほとんどの人がこの現状を知らないのも事実なのである。また、そのような貧困家庭に育つ子供が近年増加傾向にあり「子供の貧困」と呼ばれている。
 2012年に厚生労働省から「子どもの相対的貧困率」が発表されたが、その数字はなんと過去最悪の16.3%で、18歳未満の子どもの6人に1人が貧困であるとの結果が出た。例にすると、30人のクラスに貧困の子が約5人いるということになるのだ。そう考えるととても多い気がする。その貧困の子と一般家庭の子とで、教育・生活・健康面で格差が出始めている。
posted by GHQ/HOGO at 08:57| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする