2016年10月17日

貧困蔓延の現状

 安倍首相の打ち出した、新3本の矢と聞くだけでも、何だか胡散臭いが、「1億総活躍社会」を目指すという。
しかし一方で、非正規社員が増加し、正規社員との間の賃金格差が生み出す悲劇が、ひたひたと隣近所にも、貧困の実態として拡散してきているのを感じざるを得ない。下流社会とか老後破産といった高齢者の生活苦の実態も明らかになりつつあるが、若い女性で生活苦に喘ぐ人達が激増してきている、大きな問題も抱えているのだ。
一昔前の日本がバブル景気に踊っていたときは、若い女性が海外旅行だ、ブランド物を買い漁るだ、グルメの食べ歩きをするだといった、今では考えられないような日常を過ごしていた時期もあった。しかし、蒲田和歌氏のレポートした、最近の若い女性の生活苦の実態は、なぜ日本がここまで貧困層が増えてきたのかと、唖然とするくらいショッキングな中身である。この大きな原因は、若い女性の職場が非正規社員の増加する環境になりつつあることだろう。
まず非正規社員の悲惨な原因は、賃金の安さもあるが簡単に首を切られる仕事の不安定性もある。給料前には水しか飲めないといった話に始まり、結婚しても夫の甲斐性なしの結果、女性に大きな負担がかかるときもある。もっと惨めなのは、子供を抱えての生活苦だろう。せめて子供には、惨めさを感じさせたくないと、若い母親は自分の生活を犠牲にせざるを得ない。一方、貧困家庭でない場合でも、ひとたび、どちらかが病気になると、たちまち生活苦に陥る可能性もある。
 日本は、かつてはバブル期でなくても、それなりに生活ができる余裕を持てた家庭が多かった。しかしこの15〜20年の間に、賃金の低下が続き、気がつくと多くの家庭が貧困一歩手前まで近づいてきているのだ。
これは大変深刻な現実で、政治家はもっと真剣に、国民の貧困対策を講じなければ、日本の国は本当にダメ国家に陥ってしまうだろう。
posted by GHQ/HOGO at 06:38| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする