2016年09月09日

相対的貧困とは何だろう?

 「相対的貧困」とは生活の水準が他の者と比較して低い層のことを指すようだ。他の者と比較しているところが、絶対的貧困と大きく異なるところである。また「絶対的貧困」は先進国では少ないのに対して、「相対的貧困」は先進国でも見られる。
 相対的貧困における「生活水準が他者と比較して低い層」というのは以下のように定義されている。
 @ 国民を所得の順に一列に並べる
A その列の真ん中の人の所得(中央値)を求める
B 中央値の半分の値を求める
 列の真ん中の人の所得(中央値)の半分よりも所得が少ない層が「相対的貧困」に該当する。近年の日本では、国民の所得の中央値が245万円前後になっているようだ。例えば平成24年度の所得の中央値は244万円であった。したがって、所得が122万円以下の者が相対的貧困に該当する。年間で122万円なので、1ヵ月に10万円前後で生活することになるわけだ。相対的貧困率は16.1%といったところだ。
 実は「6人に1人」の割合で説明した「貧困率」というのは、正確にはこの「相対的貧困」の割合のこと。つまり日本には、生活水準が他者と比較して低い者、年間の所得が122万円以下であるために月10万円で生活しなければならない者が「6人に1人」の割合でいるということである。皆さんはどう感じるだろうか。


posted by GHQ/HOGO at 07:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。